山崎浩二のSmall Beauty World

第3回「テッポウウオの食事」

テッポウウオは東南アジアからインド、オーストラリアを中心に広く分布している汽水域に生息する熱帯魚です。一部の種類は沖縄の西表島でも観察することができるようです。あまり熱帯魚に詳しくない、という人でも小さい頃に生き物図鑑などでこの不思議な魚のことは読んだことがあり知っていることも多いのではないでしょうか?

テッポウウオはその名のとおり木の枝などに止まっている昆虫などを口からピュッと吹く水の塊で撃ち落として捕食するといった大変珍しい生態をもっています。以前に撮影中じっとのぞきこんで観察していた時に瞬きに反応して水をかけられた時はとてもびっくりした覚えがあります。

その的中率はかなりのもので獲物を見つけるとその下にそっと泳ぎこみ、じっくりと観察していることから目が良いとされています。また水を発射するまでの間は横から見ていてもものすごい集中力を感じます。もっとも表情は全くありませんが・・・ 静かな環境で観察していると水を吹き出すたびにチュッ、チュッとちいさな音も聞こえてくるのが分かります。たまに失敗すると何度でもチュッ・チュッと繰り返し、ちょっとあきらめの悪い性格と合わせてかわいく感じられる熱帯魚です。

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